試合レポート 大会1日目

7/15(火)各種目1回戦

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世界のトップ選手たちが集う、HSBC BWFバドミントンワールドツアー ダイハツジャパンオープン2025が7月15(火)に東京体育館で開幕した。初日から熱戦が繰り広げられたこの日、会場には平日ながら多くのファンが詰めかけ、日本代表選手のプレーに大きな声援が送られた。

男子シングルスでは、カナダオープン優勝から好調を維持している西本拳太(ジェイテクト)が世界ランキング4位のヨナタン・クリスティ(インドネシア)をストレートで下した。田中 湧士(NTT東日本)は、これまで対戦成績3戦3敗と苦手としているチー・ユージェン(チャイニーズ・タイペイ)に敗退した。

女子シングルスは、郡司 莉子(再春館製薬所)、水津 愛美(ACT SAIKYO)、杉山 薫(BIPROGY)のうち、「応援が背中を押してくれた」という郡司が世界ランキング8位のグレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)を12本、13本で破り、2回戦進出を決めた。

男子ダブルスは本日唯一の出場となった山下 恭平/緑川 大輝(NTT東日本)がチウ・シャンチェ/ワン・チーリン(チャイニーズ・タイペイ)をファイナルゲームの接戦を勝ち切った。

女子ダブルスでは、今大会初出場の大竹 望月/髙橋 美優(BIPROGY)が世界ランキング5位のリー・イージン/ルオ・シューミン(中国)をファイナルゲームで破る大金星を挙げた。中西 貴映/岩永 鈴(BIPROGY)はオン・シンイー/ティン・カルメン(マレーシア)の速く低い展開に苦しめられるも、2ゲーム以降修正して2回戦に駒を進めた。

日本人対決となった混合ダブルスでは、緑川 大輝/齋藤 夏(NTT 東日本/PLENTY GLOBAL LINX)が渡辺勇大/大澤 陽奈(J-POWER/ACT SAIKYO)をファイナルゲームで制した。


初日の日本人選手の結果は以下のとおり。

[男子シングルス]
西本 拳太(ジェイテクト) 2-0 ヨナタン・クリスティ(インドネシア)
渡邉 航貴(BIPROGY) 2-0 ニャト・グエン(アイルランド)
田中 湧士(NTT東日本) 0-2 チー・ユージェン(チャイニーズ・タイペイ)

[女子シングルス]
郡司 莉子(再春館製薬所) 2-0グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)
杉山 薫(BIPROGY)1-2 キム・ガウン(韓国)
水津 愛美(ACT SAIKYO)0-2 ミシェル・リー(カナダ)

[男子ダブルス]
山下 恭平/緑川 大輝(NTT東日本) 2-1 チウ・シャンチェ/ワン・チーリン(チャイニーズ・タイペイ)

[女子ダブルス]
大竹 望月/髙橋 美優(BIPROGY) 2-1 リー・イージン/ルオ・シューミン(中国)
中西 貴映/岩永 鈴(BIPROGY) 2-1 オン・シンイー/ティン・カルメン(マレーシア)
川添 麻依子/石川 心菜(岐阜Bluvic) 2-0 ルタパルナ・パンダ/スウェタパルナ・パンダ(インド)
大澤 佳歩/田部 真唯(山陰合同銀行) 2-0 オルニチャ・ジョンサタポーンパーン/スキッタ・スワチャイ(タイ)

[混合ダブルス]
緑川 大輝/齋藤 夏(NTT東日本/PLENTY GLOBAL LINX) 2-1
渡辺 勇大/大澤 陽奈(J-POWER/ACT SAIKYO)